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厳罰化されても減らない!?あおり運転

あおり運転

あおり運転は減っていない!?

2020年6月30日に改正道路交通法が施行され、あおり運転の定義化及び厳罰化されました。
施行から1年半立とうとしていますが、変化はあったのでしょうか。

2021年6月にあおり運転の意識調査がされましたが、変化を感じないという回答が74.7%、変化を感じるが25.3%という結果になりました。
変化を感じるという回答した人の中から、どんな変化を感じたかという質問をするとあおり運転の減少を感じた人が28.1%と多く、危険な運転をする人が減ったという意見が続きます。
変化を感じた人に自身の安全意識について質問すると意識するようになったという回答が94.6%と、より安全運転を心掛けるようになっています。
一方、変化を感じないと回答した人によると、今でもあおり運転や危険な運転を見かけるそうです。
多くの人が今回の改正で安全運転を心掛けるようになりましたが、厳罰化をしても減っていないと感じる人が一定数いることがわかりました。

あおられ屋が登場

わざとゆっくり走り、後続車をイライラさせるあおられ屋の存在が噂されています。
このあおられ屋はあおり運転をされたと訴えられる可能性があります。ドライブレコーダーに残った証拠によって摘発されるかもしれません。
不審な動きをする車は近づかず、目の前で挑発するような運転をされても冷静な対処が必要です。
サービスエリアやコンビニなどに止まってやり過ごすのがいいでしょう。
また、万が一被害に遭った場合、自衛のためにもドライブレコーダーは必須といえます。

自分があおられ屋になっていないかも要注意

追い越し車線を延々と走っていたリ、無理やりなタイミングで車線変更していたりあおられる原因を自分で作っていませんか?
周囲をよく見て、思いやりを持って相手をいらつかせたり、急な動きをして驚かさないように心掛けましょう。
気をつけて安全運転をしても、あおられるようなら、相手が通り過ぎるのを待ちます。
それでも執拗にあおってくるなら、安全な場所に避難し、速やかに110番を。