合宿免許が増えている!
昔合宿免許というと、合宿所などの宿泊施設に泊まって免許を取得するイメージでした。
現在も宿泊して免許を取得する合宿免許もありますが、2週間通いで運転免許を取得する合宿免許もあります。
リゾート地でホテルに宿泊して免許を取得するリゾート合宿免許など、各教習所で工夫を凝らしていますが、なんといっても合宿免許は短期間で免許を取得できるのが魅力です。
通常、数か月かかるところ、合宿免許の場合は最短13日程度で免許を取得できます。
合宿免許はどういう仕組み?
合宿免許も教習内容は一般的な教習所と変わりありません。
公安委員会指定教習所の合宿免許で卒業すれば、実施試験が免除となり、卒業後に住所地の免許センターで学科試験に受かればすぐに免許証を手にできます。
合宿免許は通常、泊まり込みで行う教習ですが、近頃は通いもありますので、なるべく短期間で免許を取得したい人にもおすすめです。
泊まり込みの場合も教習所によりますが、食事費用、宿泊費用が含まれ、それでもかなり安いところがあります。
合宿免許で免許を取得するまでの流れ
まずは教習所で入校手続きを行います。
入校手続きは直接教習所にいって申し込むこともできますし、教習所を紹介している斡旋業者から申し込むことも可能です。
入校したら第一段階というカリキュラムに入り、教習所内のコースを走り、交通法規の講義を受け運転に関する知識を身につけます。
次に学科試験と仮免許取得のための技能試験を受け、50点満点のペーパー試験と技能試験に受かると「仮免許」を取得できます。
第2段階も技能、学科を受講し、仮免許が取得できていれば助手席に指導員を乗せて公道の練習です。
実際の道路を走ることで教習所内とは違う、運転する感覚を身につけることができます。
しかるべき時間、公道の教習を受けてから卒業検定を受けます。
卒業検定は助手席に検定員を乗せ、検定員の指示に従い公道を走る減点方式の試験です。
卒業検定に合格擦れば教習所は卒量、運転免許センターの学科試験を受けます。
教習所で発行してもらった卒業証明書をもって運転免許センターで学科試験を受け、これに合格し運転免許を取得できます。
通常、こうした過程をすべて終えるまで、時期によっては数か月かかりますが、合宿免許の場合は、終わりを決めてあるので2週間程度で取得できるのです。
合宿免許・・期間延長になるとどうなる?
合宿免許で卒業までスケジュール通りいかなかった場合はどうなるのか、これも知っておきたいことです。
技能検定や学科試験に合格できない場合、同日に再受験できないため、どうしてもスケジュールがのびてしまいます。
技能検定に落ちた場合、最低1時限、補修を受ける必要があります。
スケジュール通りいくかどうか不安という方は、保証プランがある合宿免許に申し込むといいでしょう。
保証プランがあれば卒業日数がのびても追加費用などとられることもありません。
保証プランがないと、検定再受験費用、補修費用など、5,000円くらいかかりますので注意が必要です。