
運転免許を取得するには通学教習と合宿免許の2種類があります。
合宿免許は宿泊施設に一定期間滞在して免許を取得する方法です。
一方、通学教習とは自動車教習所に通いながら免許を取得します。
通学教習のメリット
自分でスケジュールが組める
通学教習の場合、基本自分でスケジュールを組みます。そのため、他の予定と照らし合わせながら自由に自分で決められます。
学生であれば試験前で忙しい時はセーブして、余裕ができたら教習を詰めるといった具合です。
学科対策の自主学習もしやすく、時間をかけて勉強ができます。
自動車教習所によってはプランを用意しているところもあり、最短での卒業も可能です。
地元で教習を受けられる
通学教習の場合は、自分の住んでいる地域の教習所に通います。
よく知っている地元の道路で運転できるのもメリットといえるでしょう。
通学教習のデメリット
夏休みや春休みの期間は学生が増えるため、予約が取りにくくなるので、ある程度余裕を持ったスケジュールを組まなければなりません。
通学教習で免許取得にかかる期間と費用
通学教習の場合、学生だと最短で約1ヶ月、平均だと2ヶ月ほどかかるのが一般的です。社会人で週末だけ教習を受けると3~4ヶ月かかります。
スケジュールがあわなかったり、試験の結果によってはさらに時間がかかる場合もあります。
しかも、通学教習には通学期間が設けられており、1回目の学科講習から9ヶ月以内にすべての教習を終えなければなりません。
仮免許技能検定は3ヶ月、仮免許の有効期限は6ヶ月と決まっているため、期限内に次のステップへ進む必要があります。
費用はATで約24万円、MTは約30万円が相場で、試験が不合格だと追加で受験費用がかかります。
通学教習は学生だとバイトやサークルなど他の用事と両立する必要がある人に向いています。
時間をかけてでもマイペースで免許を取りたいという人におすすめです。
自分の優先事項にあわせて 教習形態を選びましょう。