仮免許に不合格してしまう人は・・技能試験で正しい運転ができない
運転免許を取得するためにはまず、仮免許に合格しなければなりません。
ちゃんと勉強して交通法規を理解して技能試験を受ければ、合格するでしょう。
しかし何度受けても受からない人がいます。
まず、仮免許に不合格となってしまう人の特徴としては、「技能試験」に対応した運転ができていません。
技能試験は助手席に座っている検定員(試験官)が確認します。
例えば減速してからカーブに入るとき、自分は十分減速したつもりでも検定員によっては減速していないとみなすかもしれません。
「技能検定」ですから、カーブの前で検定員がわかるようにしっかり大幅に減速することが必要となるのです。
日常の運転ではなく、「試験」を受けているのだということを忘れないようにしましょう。
検定員・試験官へアピールしていますか?
技能試験ですから、検定員に自分が正しい運転をしていると「大げさ」なくらいにアピールする、これも合格へのポイントです。
正しい運転をしているのに検定員が理解してくれないこともあります。
検定員が一番見ているのは「安全確認」ですから、特に安全確認をしっかりアピールする事が重要です。
車に乗る前に車の下までしっかりのぞき、右折、左折をするときには目だけでは検定員にわかりにくいので、頭も左右にしっかり動かすようにします。
これによって、安全確認ができていると認識してくれるでしょう。
なぜ不合格になったのか?理由をよく理解することが必要
仮免許に落ちてしまう人の多くが、落ちてしまった試験を振り返ることなく次の試験に向かいます。
落ちたことは仕方ないですし、前を向いてもう1度チャレンジだ!と意気込むのはいいのですが、問題は「何故落ちたのか?」ということに「振り返り」がないという点です。
落ちてしまったのはなぜなのか、どうして不合格になったのか、それを理解せず試験にチャレンジしても、同じことの繰り返しになってしまいます。
落ちた理由がわからない時には、教習所の指導員にどんどん相談してください。
そして補修教習の内容を決め、アドバイスを受けてから再チャレンジしましょう。
仮免許に合格するためのポイントとは
仮免許試験に合格するためには、いくつかのポイントがあります。
技能試験で走るコースというのは、技能検定前に知らさせるので、検定コースを頭に入れどうやって運転するかシミュレーションしておくことが必要です。
コースを間違えたらどうしよう・・と心配される方もいますが、コースのまちがいは減点になりません。
正しいコースに戻ればいいので落ち着いて、正しいコースに戻る間も正しく運転します。
助手席に座っている検定員が戻るコースを示してくれるので、一時停止、安全確認などを行い、正しいコースに戻りましょう。
試験は乗車するところから車を降りて試験が終了するまでです。
前後左右の確認、車の下の確認、ドアを開ける前にもう一度周囲の安全確認など怠らないようにします。
試験が終わってほっと一息・・ではなく、車から降りる際、後方から車が来ていないかの確認、周囲に人がいないかの確認を行い降車します。
また減点項目を把握しておくことも、仮免許に合格するポイントです。
減点されるポイントイコール、合格するためのポイントですから、細かく覚える必要はありませんが、してはいけないことを確認しておきましょう。